気にすると症状が悪くなる [アトピー]
まあ、これは気のせいなのかもしれませんが、同じようなことを感じたと言う人は、少なからずいるんですよ。アトピーの症状を気にすると悪化するような錯覚を起こしたことがあると思います。
逆に気にしなくなると改善に向かっているような気もします。気にすると特にかゆみが増してしまうので、眠っている間に掻き壊すような気がしてなりません。根拠はありませんが、アトピーは神経となんらかのかかわりがあると思うのです。
精神的なダメージ、ストレスなどはアトピーに影響すると言われているし、実際そう感じることは少なくありません。また、自律神経とアトピーは深い関係にあると言う人もいるし、なんらかの関係があることは間違いありません。
ですから、気にしすぎるとアトピーが悪化すると言うのは、まんざらではないような気がするのです。
進歩しない治療法 [アトピー]
アトピーは、戦後から急激に増え始め、現代病として知られている。ある意味病気のようで病気でない面もあったりする。これは、個人の症状によるが、軽い症状だと湿疹程度だし、重症になると全身にまで炎症が広がり、まったく手がつけられない場合もある。
基本的にがんなどのように命にかかわる病気ではないが、症状がひどい場合は、イジメの対象にされたり、症状を苦に自殺してしまうと言うケースも少なからずはある。
人それぞれ症状には個人差があるが、重症化した場合は強いかゆみや夜眠れない日々が続き、非常に深刻である。
このように、ある面深刻な病気なのに対して、治療の方法に進歩がなく、そのメカニズムはいまだになぞだらけである。私が、アトピーを患って20数年になるが、いまだに皮膚科ではステロイドによる治療で、この治療を否定するわけではないが、すべての人がこの治療で治るわけではない。
薬についてもプロトピック軟膏と言う薬があるが、発がん性が指摘されているので、使い物にならない。いったいこの病気は、いつになれば解決できるのか?
根本的な原因も考えよう [アトピー]
アトピー性皮膚炎は、強いかゆみをともない皮膚に炎症としてでるのは紛れもない事実です。しかし、アトピーが皮膚の病気と思い込むことは、ある意味間違っています。
アトピーは、皮膚にでる症状をステロイドなどの外用薬で抑えることができても、アトピーが治っているわけではありません。このことからも皮膚病であって皮膚病でないことがわかると思います。
アトピーになった多くの人は、ステロイドの治療で炎症を抑えて、一度は治まるものの再発を繰り返し、やがて薬で抑えることができないほど重症化してステロイド離脱を考えます。
これは、まれなケースではなく、多くの患者が体験することです。しかし、初期のアトピーなら理解できますが、重傷化目前の状態になっているのにステロイドを処方し続ける皮膚科は正直どうなのか? と思ったりもします。
アトピーになると、少しは知識をつけないと医師の言うがままでは治らない場合も多いので気をつけてください。